HOME > 設立の趣旨

はじめに

skhpimg001.jpg 21世紀に入り、私たちをとりまく環境は地球温暖化等の加速により、世界的な自然環境の問題として深刻化しております。そして2011年3月の東日本大震災により、驚異的な自然災害と破滅的な人的災害の重畳化に、多くの人々の生命と生活環境が奪われました。その後も、度重なる自然災害が全国各地で起きている今、自然をもっと知り、自然生態系の維持や自然との共生を考えることが人間にとっていかに重要な課題であるかを再認識しなければいけない時代が来たのだと思います。しかし、環境問題は一朝一夕に解決する問題ではありません。長い時間をかけて取り組まなければなりません。そしてそれは後世に継承していくことになります。
 私たちの郷土には、樹齢何千年とも言われる樹木があります。その歴史を見守る全国の古木・名木に着目し、それを取り巻く里地里山の環境を畏敬の念を持って保護保存していくことが、そのまま環境問題を真摯にとらえ自然環境保全の継続行動に繋がるものと考えます。
 各地の樹齢千年の木々たちをを筆頭に、千年を目指す木々たち、また各地域の街並や景観を代表する樹木や森林などもクローズアップし、その地域と自然を共有できるビジョンを広げ、地域の発展・活性化に結びつく地域づくりの役に立つことが「千年の会」の役目だと考えます。
skhpimg006.jpg 昔から里地里山で人間の営みを見つめ、大きな恵みを与え、その土地のシンボルとして支え一緒に生き続けてきた数多くの古木・名木。人間は大いなる樹木たち(自然)に活かされて来たにもかかわらず、近年の環境破壊は著しく木々を切り倒し画一化する日本。地域の良さも、日本人の心も急速に失われつつあります。
私たちは、昔から身近な存在であった樹木たち(自然)と、もう一度向き合い、眺め・触れ・感じ、時には遊び・考え・助け合い、日本の良さ・地域の良さを再確認し、その輪を広げて行きたいと考えます。次の世代にも古木・名木を残し語り継ぐために…。
 環境問題が大きく取り上げられる今、私たちが発起人となり古木・名木を抱える全国の皆様と自然環境問題を共有し考え、よりよい町づくりのために行動する場として「千年の会」を設立いたします